やっぱり好きフランソワ・オゾン監督 「彼は秘密の女ともだち」

何故だかみるといつも気分が高揚する
フランソワオゾン監督の映画。
彼は秘密の女ともだち
せつなさと愛を感じる映画です。

 


あらすじ

 

27歳の若さでなくなった親友ローラの
娘とその夫ダヴィッドを見守ることを
クレールはローラに誓う。


クレールは、ダヴィッドをたずねると
そこには女装したダヴィッドの姿が。。

 

ローラはダヴィッドの女装壁を
受けれいて結婚した。

 

ダヴィッドは口外せず、女装したまま
一緒に外出してほしいとクレールに
求める。


クレールの夫ジルに関係を疑われ
ダヴィッドがゲイであると嘘をつく。


クレールにとってダヴィッドは
二人にとって大切な人だった
ローラの思いでに浸る友人でありながら
いつしか。。。

 

 

クレールが自分がダヴィッドに
惹かれながらも、理性でおさえようと
しているもどかしさがつたわって
きます。

 

 

女装しているのに、
そりゃ混乱しますよね。

 

 

愛に性別は関係なく、
愛があればそれでいい。

人として自然なかたちなんです。

 


最後のシーンでは、
ダヴィッドは女装していて
ローラの子供の学校にクレールと
一緒に迎えに行ってるんです。

 

 

その時、クレールは身ごもってます。

幸せそうな姿がありました。

 


フランソワ・オゾン監督で
みた映画全てほんと好きです。

 


とても深い愛を感じる映画
ばかりです。

 

 

日本でリメイクするなら

クレール役 深津絵里

ダヴィッド役 阿部サダヲ

みてみたいな♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うちのこ(愛犬)あっというまに10歳 もう老犬なんです。

今年の10月で11歳になる愛犬がいます。

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年月が流れるのが早いです。。

 

 

そういえば、歩く速度が遅くなり、
食べる速度も遅くなり、
軽快な動きがすくなくなり、
年をとったなあと感じることが
よくあります。

 


健康で長生きしてね。

最近は顔をみるたび思います。

 


顔がパピーの頃と、あまりかわらないので
老犬なんだというのがピンとこないんですが
日々、健康管理にきをつけて、
おやつもあげすぎないようにしよう。

 

 

どこにいくにも、ついてくる愛犬
分離不安がかなりあるんです。

 

 

しばらく、違う部屋にいると
タタタタッと私のいる部屋に
やっていきて、私がトイレに動くと
一緒に動く。。

 

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ていうか
それしてたら、眠れてないでしょ。

 

 

睡眠不足なんじゃないのか?
うちのわんこ。。

 

 

大丈夫?心配になるわ。

 

 

けど、元気そうだし大丈夫かな。

 

 

日々、大切に時間を一緒に過ごそう。

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狂犬病の注射もおわり、
来月からはフィラリアのお薬を
忘れないようにしないとね。

 


去年、少し腰をわるくして病院にいったら
先生が、腰のこりをマッサージがいいと
言われてたので、毎日腰のマッサージを
数分するようにしたら、調子がいいみたいで
よかったです。

 


歩く速度は遅くなってるけど、
1時間歩いてもまだまだ歩くと
いわんばかりな元気な10歳犬にもどり
ひと安心です。

 

 

 

 

 

「グラン・トリノ」クリントイーストウッド監督・主演

何度みてもかっこいい。「グラン・トリノ
クリントイーストウッドの渋さクールさ
好きな映画です。

 


あらすじ

元軍人のコワルスキー(クリントイーストウッド)は
妻を亡くし、頑固な性格から息子たちにも
嫌われ孤独な日々を送る。


彼の家に、ギャングにそそのかされた隣家の少年
タオが愛車グラン・トリノを盗みに忍び込む。
気づいたコワルスキーは銃を構え少年を追っ払う。

 

なりゆきで、タオや姉スーを不良から救い
彼らの家族から慕われるようになり、

コワルスキーはタオを1人前にするよう
頼まれ面倒をみることに。

 

コワルスキーは体調が悪く行った病院で
体が悪いことを知る。

 

タオをそそのかしていたギャングが
タオに嫌がらせを加えた。
コワルスキーはギャングに報復する。

 

その報復としてギャングはタオの姉スーを
陵辱する。

コワルスキーは、決着をつけるため
ある行動にでる。。

 


グラン・トリノ」は
ず~とセピア色のような映画でした。

 


なんとも、思い空気感が漂い
誰もが幸せそうでなくて。

 


あ~やっぱりこういう展開に
なっていくんだなあ。

 

 

これから、
コワルスキーはどうなる?

 


タオや家族はどうなる?

 


最後の結末が、
気になりながらみてました。

 


中盤は、コワルスキーがタオにより
変わっていく姿に、人は愛情を向けられると
それに応えようとするものなんだなと。

 

少しほっとする場面もあり。

 


グラン・トリノのコワルスキー役の
クリントイーストウッド渋さ
クールさがにじみでてるんです。

 

 

映画の内容は、よくある話といえば
よくある話です。

 


このまま、重い空気感で
終わっていくと思いました。

 


でも、それは
結末の最後のシーンで一気にかわりました。

 


映画の結末を見終えたあとは

 


そういうこと。

 


そうなるの。

 


なにそれ。

 


もうかっこよすぎる。

 


クリントイーストウッド

 

 

日本でリメイクするなら
コワルスキー役
豊川悦司さんにやって欲しいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

「団地」藤山直美主演 阪本順治監督 SFコメディ

内容をしらず、主演と監督だけでみた
映画「団地」これまで私が見た中の
阪本順治監督映画とはまったくちがう
ものでした。

 

 

あらすじ

山下ヒナコ(藤山直美)は、夫の清司(岸辺一徳
と団地で暮らしている。


2年前に一人息子の直哉(中山卓也)を交通事故で
失くし老舗の漢方薬局を閉店し、団地に引っ越す。
ヒナコはスーパーでレジ係、清司は団地の裏の林で
植物観察が日課。

 

ある日、訪ねてきた真城(斉藤工)が山下夫妻の
生薬が効能があると言われ特別に生薬を提供する
ことになる。

 

地球人ではないと明かした真城は、山下夫妻に
5000人分の生薬を2週間後の用意すると
その報酬として直哉に合わせることを約束する。

 

その言葉を信じたヒナコと清司は生薬をつくる。

 

その頃、住民に人望がないと言われたことに
ショックを受けた清司が部屋にとじこもる。

 

姿がみえない事を不審に思う団地の住民は
ヒナコに殺されたのではないかと噂が広まる。

 

生薬を渡す当日、宇宙船が団地の上空に。。

 

 

淡々とながれていく映画なのですが、
主演の藤山直美さんから目が離せない。

 


「顔」という阪本順治監督の映画でも
おなじように目が離せなかったの
思いだしました。

 


食い入るようにみてしまう。

 


なんだろか。これは。

 


自分でもわかりません。

 


多分、演技がうますぎて
近所でおこっているかのような
錯覚におちいるというのか。

 


うまく言えませんが。。

 


なんだかそんな感じなのです。

 


夫役の岸辺一徳さんの、
何を考えてるのかわかない風情
斉藤工さんの浮世離れした姿
どれもこれも、私のもつ団地の
イメージからは離れてます。

 


斉藤工さんは浮世離れした役柄が
板につきますよね。

 


シュタイナー教育を受けていた
こともあるのでしょうか。

 

大楠道代さん、濱田マリさんも
素敵です。

 


阪本順治監督「団地」は
映画のジャンルが
SFコメディなのですが、
個人的にはSFコメディといわれて
しっくりこないです。

 


「団地」の中で自分が殺人犯だと
疑われていることを、淡々とうけとめ
ものともせず笑い飛ばすヒナコのシーン。

 


藤山直美さんファンなら釘づけです。

 


結末は、ふわ~と穏やかです。